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2006年06月12日

神様のパズル

内容(「BOOK」データベースより)
留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんと彼女は、ゼミに現れたのだ。僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…。第三回小松左京賞受賞作。


SF的教養+物理を学んでいないと、素人にはかなりつらい。つーか、映画化とゲーム化するらしいけど間違いなくどっちも売れないと思う。


スペースオペラなんかは手がでるけど、ハードSFは素人にゃ手をだしずつらいのがよくわかる作品だった。そっち方面の素養がこれっぽっちもないために、ゼミでディベートのシーンが???という状態。

宇宙というのは単純な公式でつくれるはずだというところは個人的にはおもしろかったな。ただ、最後がぐだぐだというか、えー、そっちに話をもってくの?とちっょとがっくり。ここまでがんばって読んでくれた読者のためにラストであ! といわせるステキなオチを用意してるかとおもいきや……。

これ、読んでる途中で瀬名秀明の『ブレイン・ヴァレー』思い出したな。ちょうどコンピューターで作ったプログラム上の人工生命たちが人間並みに進化した時、モニターの外にいる我々にむかって、語りかけてくるのだろうか。『神よ。そこにおられますか』と。

という、あのくだり。"彼"がいかにしてこの宇宙をつくったのか。

テーマはおもしろいけど、素人にはついていけず、人間ドラマはなんだか中途半端というどうにも評価する前に、オレの教養skillをあげなさいというヘタレな結果になりました。素養がある人にゃおもしろいんだろうなあ。

投稿者 1031 : 2006年06月12日 23:08

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